「やぁお兄さん、いい夜に来たね」
なんだろうねあの感じ。平日の夕方に電車の隅で文庫本をめくっているような地味目な女の子なんだけど、
それが脱いだらすごくてね。
本の裏表紙をめくったら、とんでもない禁断のページが隠されてた…そんな感覚。そこには予想だにしない野生味溢れる剛毛が広がっているというわけ。
そしていざ体を重ね合わせると、コロコロとした普段の笑顔はどこへやら。「おいおい、どうしちまったんだよ」ってくらいの下品な喘ぎ声を響かせて乱れ狂うんだ。
まるで雄叫びだねあれは。
あの地味な雰囲気に獣が宿っているようなアンバランスさは、エグいほど脳みそを掻き乱してくるんだ。
今夜はさ、底なしのギャップの海に溺れてみてくれよ。



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